用語解説・よくある質問

用語解説・よくある質問

よくある質問

  1. 土砂災害警戒情報が発表された時は、避難が必要ですか。
  2. 土砂災害警戒情報や土砂災害危険度(紫)がない場合は、避難は不要ですか。
  3. 土砂災害のおそれがある時、高齢者などはいつ避難を開始したらよいですか。
  4. 土砂災害警戒情報が発表された時の避難所はどこにありますか。
  5. 避難しようとしても、大雨で屋外に出るには身の危険を感じます。
  6. 土砂災害危険度情報とはどのような情報ですか。
  7. 土砂災害危険度情報と土砂キキクルの違いはありますか。
  8. 土砂災害警戒情報は、どのような時に発表されますか。
  9. 土砂災害危険度情報で、「危険」(紫)は、どのような基準で着色されますか。
  10. 土砂災害警戒避難基準雨量とはどのようなものですか。
  11. 土砂災害警戒情報が発表されてない時でも、土砂災害が発生しますか。
  12. 土砂災害警戒情報が解除されたら、避難所から直ぐに帰宅しても大丈夫ですか。
  13. 雨量判定図(スネークライン)では3時間先に土砂災害発生危険基準線(CL)を超過していますが、土砂災害危険度情報は危険(紫)になっていません。
  14. 土砂災害危険度情報は危険(紫)が表示されていますが、雨量判定図では土砂災害発生危険基準線(CL)を超過していません。
  15. 土砂災害危険度のメッシュを1kmより詳しいサイズで提供いただけますか。
  16. 1つの1kmメッシュが複数の区市町村に含まれる場合は、土砂災害警戒情報は、どのように判定されますか。
  17. 区市町村の土砂災害警戒区域が含まれるメッシュは、すべてその区市町村の判定に使用されますか。
  18. 地区別危険度において、1つの1kmメッシュが複数地区に含まれる場合、地区別危険度はどのように判定されますか。
  19. 地区別危険度の設定がある区市町村と設定がない区市町村があります。
  20. 除外メッシュ(除外格子)とはどのようなものですか。
  21. 現在地の防災情報は、どのように危険度を提供していますか。
  22. 小笠原村の土砂災害警戒判定メッシュの判定はどのようになっていますか。
  23. 土砂災害発生の危険性がある場所は、どこで確認できますか。
  24. 土砂災害警戒区域等は、どのような調査で指定されますか。
  25. 土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域の違いはどのようなものですか。
  26. 「現在地の防災情報」が表示しない場合はどのようにすればいいですか。

Q1. 土砂災害警戒情報が発表された時は、避難が必要ですか。

土砂災害警戒情報は、警戒レベル4避難指示発令の目安です。土砂災害発生のおそれが高い状況です。区市町村から避難指示が発令された時は、土砂災害警戒区域内など土砂災害の危険がある場所から全員避難してください。避難指示がなくても、本サイトの情報を参考に自ら判断し行動してください。

Q2. 土砂災害警戒情報や土砂災害危険度(紫)がない場合は、避難は不要ですか。

土砂災害警戒情報が発表されてない時でも、危険を感じたら早めの避難をお願いします。小さな落石、湧き水の濁りや地鳴り・山鳴り等の土砂災害の前兆現象を発見した場合は、身の安全を確保した上で、区市町村にすぐに連絡してください。

Q3. 土砂災害のおそれがある時、高齢者などはいつ避難を開始したらよいですか。

高齢者や、障害のある人等の避難に時間を要する人(災害時要配慮者)は、自治体からの「高齢者等避難」(警戒レベル3)を目途に、土砂災害の危険がある場所から避難してください。

Q4. 土砂災害警戒情報が発表された時の避難所はどこにありますか。

避難所は、お住まいの区市町村が設定して、ハザードマップやウェブサイトで公開されています。詳しくは、お住まいの区市町村へお問合せください。

Q5. 避難しようとしても、大雨で屋外に出るには身の危険を感じます。

指定緊急避難場所等への立退き避難を安全にできないときは、命の危険から身の安全を可能な限り確保するため、いまいる場所よりも相対的に安全な場所へ直ちに移動する「緊急安全確保」をお願いします。「緊急安全確保」では、土砂災害のリスクがある区域等においては、自宅・施設等の崖から少しでも離れた部屋や上階、近隣の堅牢な建物に緊急的に移動することが想定されます。緊急安全確保を行ったとしても安全が確保できるとは限らない点に注意ください。

Q6. 土砂災害危険度情報とはどのような情報ですか。

土砂災害危険度情報は、大雨による土砂災害発生の危険度の高まりを地図上で1km四方の領域(1kmメッシュ)ごとに、5段階に色分けして示す情報です。土砂災害危険度情報は、土砂災害警戒情報を発表する時の目安になっています。

Q7. 土砂災害危険度情報と土砂キキクルの違いはありますか。

土砂災害危険度情報で提供する情報のうち、1kmメッシュで提供する情報は、土砂キキクルと同一の情報です。本サイトでは、東京都内の1kmメッシュのメッシュごとの判定(雨量判定図)や土砂災害警戒区域等、土砂災害にかかわる情報を総合的に監視できます。

Q8. 土砂災害警戒情報は、どのような時に発表されますか。

土砂災害危険度情報で、「危険」(紫)が出現した区市町村では、今後の大雨の状況等を総合的に勘案して土砂災害警戒情報が発表されます。

Q9. 土砂災害危険度情報で、「危険」(紫)は、どのような基準で着色されますか。

土砂災害危険度情報で、「危険」(紫)は、60分間積算雨量と土壌雨量指数の分布を示すスネークラインが、2時間先までに土砂災害警戒避難基準雨量を超過すると予想された時、着色されます。

Q10. 土砂災害警戒避難基準雨量とはどのようなものですか。

土砂災害警戒避難基準雨量は、土砂災害が発生しやすい降雨水準である領域と土砂災害が発生しにくい領域を分けるための基準となる雨量のことです。そのうち、土砂災害発生危険基準線は、2つの領域を分けるために設定する線で、土砂災害警戒情報の発表基準として設定されています。対象となる自然現象は、土石流と集中的に発生するがけ崩れです。

Q11. 土砂災害警戒情報が発表されてない時でも、土砂災害が発生しますか。

土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度を、降雨に基づいて判定して発表しています。個々の斜面の植生・地質等は考慮されていないため、すべての土砂災害を捉えることはできません。また、降雨に関係なく発生する散発的ながけ崩れ、大規模な深層崩壊、地下水の影響によって発生する地すべり等の土砂災害は、土砂災害警戒情報の発表の対象外となっています。

Q12. 土砂災害警戒情報が解除されたら、避難所から直ぐに帰宅しても大丈夫ですか。

土砂災害は、降雨が止んだ後しばらくしてから発生する場合があります。自宅・施設等への帰宅判断は、土砂災害警戒情報などの気象情報、区市町村の避難情報の解除を踏まえ行ってください。

Q13. 雨量判定図(スネークライン)では3時間先に土砂災害発生危険基準線(CL)を超過していますが、土砂災害危険度情報は危険(紫)になっていません。

土砂災害危険度情報の危険(紫)は、2時間先までの予測雨量(60分間積算雨量と土壌雨量指数)を考慮して、判定しています。3時間先以降の表示は、参考表示のために表示していますが、土砂災害危険度情報の判定には使用しません。

Q14. 土砂災害危険度情報は危険(紫)が表示されていますが、雨量判定図では土砂災害発生危険基準線(CL)を超過していません。

土砂災害危険度情報の危険(紫)を判定する時は、ある1kmメッシュが土砂災害発生危険基準線(CL)を超過した時、周辺8メッシュは土砂災害発生危険基準線(CL)を超過していなくても危険(紫)表示する運用としています。
また、ある時間に1kmメッシュを危険(紫)で表示した時は、その後、雨量判定図が土砂災害発生危険基準線(CL)を下回っても、30分間は危険(紫)の表示を維持する運用としています

Q15. 土砂災害危険度のメッシュを1kmより詳しいサイズで提供いただけますか。

土砂災害危険度のメッシュサイズである1kmメッシュは、現状の解析技術で提供可能な最も詳しい精度になっています。現時点では、これより詳しいメッシュサイズの情報は提供されません。

Q16. 1つの1kmメッシュが複数の区市町村に含まれる場合は、土砂災害警戒情報は、どのように判定されますか。

原則として、土砂災害危険度情報1kmメッシュ内に含まれる面積が最も広い区市町村の判定に、その1kmメッシュが割り当てられます。この原則に基づき、土砂災害危険度情報1kmメッシュをどの区市町村の判定に使用するかは、気象庁が定めています。

Q17. 区市町村の土砂災害警戒区域が含まれるメッシュは、すべてその区市町村の判定に使用されますか。

原則として、1kmメッシュ内に含まれる面積が最も広い区市町村の判定に、その1kmメッシュが割り当てられます。そのため、ある区市町村で指定した土砂災害警戒区域を含んだメッシュであっても、他の区市町村の判定に使用する場合があります。

Q18. 地区別危険度において、1つの1kmメッシュが複数地区に含まれる場合、地区別危険度はどのように判定されますか。

原則として、土砂災害危険度情報1kmメッシュ内に含まれる面積が最も広い地区の判定に、その1kmメッシュが割り当てられます。土砂災害危険度情報1kmメッシュをどの地区の判定に割り当てするかは、地区設定作業時に区市町村へ意見照会して決定しています。

Q19. 地区別危険度の設定がある区市町村と設定がない区市町村があります。

地区別危険度は、本システムを構築する時、東京都から区市町村の意見を照会して設定したものです。東京都内の区市町村は区市町村面積が1kmメッシュと比較すると十分な大きさがない場合があるため、一部の区市町村では地区設定を見送りしています。

Q20. 除外メッシュ(除外格子)とはどのようなものですか。

平野部や人家・公共的施設等がない山地など土砂災害の危険性が認められない箇所について、大雨警報(土砂災害)の土壌雨量指数基準や土砂災害警戒情報発表基準線、大雨特別警報(土砂災害)の土壌雨量指数基準による土砂災害危険度情報の判定対象から除外するメッシュのことです。除外メッシュでは、土砂災害危険度情報のうち、注意(黄)は表示されますが、警戒(赤)や危険(紫)、災害切迫(黒)は表示されません。本サイトでは、除外メッシュはグレー(灰色)のハッチで表示しています。

Q21. 現在地の防災情報は、どのように危険度を提供していますか。

現在地の防災情報は、ご利用のデバイスのGPS位置情報が示すメッシュの危険度と区市町村の気象情報を元に提供しています。ただし、都県境の場所などで、GPS位置情報が示すメッシュが、東京都の判定対象外メッシュの場合は、GPS位置情報が示す位置の地区の危険度を提供しています。

Q22. 小笠原村の土砂災害警戒判定メッシュの判定はどのようになっていますか。

小笠原諸島は、レーダ雨量の監視対象外のため、父島・母島に設置しているアメダス雨量観測値を元に、60分間積算雨量と土壌雨量指数を算出し、雨量判定図により危険度を判定しています。予測雨量はありません。また、土砂災害危険度の判定対象メッシュは、父島・母島に設置しているアメダス観測地点のそれぞれ1メッシュです。東京都ではキキクルの表示と同一表示となるよう、父島・母島については、それぞれのアメダス観測地点メッシュの判定結果を父島・母島の全域に適用しています。

Q23. 土砂災害発生の危険性がある場所は、どこで確認できますか。

本サイトでも、土砂災害警戒区域等のレイヤを追加することで確認できますが、最新の指定状況や、公示図書などの詳細な情報の確認は、「東京都土砂災害警戒区域等マップ」でご確認ください。

東京都土砂災害警戒区域等マップ

Q24. 土砂災害警戒区域等は、どのような調査で指定されますか。

区域指定の前段として、基礎調査と呼ばれる斜面や渓流及びその下流など土砂災害により被害を受けるおそれのある区域の地形、地質、土地利用状況等についての調査を実施しています。基礎調査完了後にはすみやかに調査結果を公表し、住民説明会等を開催した後、区域の指定を行います。区域指定後は、おおむね5年ごとに、既指定地を含む地域全域の状況を再度確認します。確認の結果、地形や構造物の状態等に変化があった場合、再度、基礎調査を実施し、その結果に基づき、指定の範囲を変更する場合もあります。

Q25. 土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域の違いはどのようなものですか。

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は、土砂災害のおそれがある区域です。一方、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は、土砂災害が発生したとき、建物の損壊が発生し住民に著しい危害が生じるおそれがある区域です。レッドゾーンは、土砂災害で建物が壊れるほど強い力が及ぶおそれがある区域という点に注意する必要があります。

Q26. 「現在地の防災情報」が表示しない場合はどのようにすればいいですか。

1)ご利用のデバイスがGPS位置情報をブラウザへ通知しない設定になっているか、2)ご利用のデバイスがGPS位置情報をサポートしていない可能性があります。GPS位置情報をブラウザ通知する方法は、ご利用のデバイスの操作マニュアルをご覧ください。